ため池コウノトリプロジェクトセミナーに参加しました
10月22日(土)
兵庫県加古川総合庁舎で開催された、「ため池コウノトリプロジェクトセミナー」に参加しました。
初めに、いなみのため池ミュージアム運営協議会事務局の長谷坂さんより、ため池コウノトリプロジェクトの概要について、活動報告がありました。
東播磨では、コウノトリを「豊かな生態系」のシンボルとして①地域が主体となった生息環境づくり②人とコウノトリの共生をめざした地域づくりや地域活性化を総合的に推進することを目的に、プロジェクトを進められています。
続いて、当会事務局の永瀬からコウノトリの現状と会の活動、地域とのかかわりについて話しをさせていただき、コウノトリ市民科学を協働プロジェクトで行っている、東京大学地球観測データ等融合連携研究機構の安川雅紀先生より「コウノトリ市民科学の力と可能性」を講演していただきました。
また、研究・分析の事例として、会員の大坂真希さんより「市民科学から明らかになって来た東播磨のコウノトリについて」報告をしていただきました。
安川先生の講演の中では、コウノトリ市民科学が海外からの閲覧(オランダ、アメリカ、中国、韓国、フランスなど)が紹介があり、我々も驚きました。 特にオランダからは繰り返して閲覧があるようです。
大坂さんからは、季節変化による利用している環境(田んぼや池沼など)や食性の変化や割合などの傾向についての報告をいただきました。
翌23日(日)は、事務局の方の案内で東播磨地域を回らせていただきました。
青池クリーンキャンペーンや、
稲美町加古のコスモスまつりに設営されているコウノトリブースの見学、
高砂市阿弥陀町の田んぼビオトープの現地見学をさせていただきました。
また、稲美町の池では、コウノトリ2羽と出会うことも出来ました。
現地の皆さんの熱を、セミナーと現地で感じることができました。 また、これからもどんどんと連携していくことを確認しあいました。
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