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J0012♀(豊岡市祥雲寺人工巣塔繁殖個体)の死亡について


J0012は2016年から、豊岡市祥雲寺人工巣塔でJ0025♂とペアになり6年欄族繁殖していました。


コウノトリの郷公園西公開ケージ(現在は観察ひろば)で餌を採っていることが多い個体で

コウノトリ市民科学には2014年10月1日~最終確認日2022年2月15日までに1723件の目撃情報が届いています。

県外への飛来情報は少なく、篠山市1件、加西市1件、京丹後市7件です。


繁殖期になり、巣塔で塒入りするペアも多いなかでJ0012は夕刻には帰巣していたのでしょうか。

祥雲寺人工巣塔は人の出入りの多いところにありますが、

聞き取りをしたところ2月15日以降の詳細な目撃情報はありませんでした。


コウノトリの郷公園のフェイスブックには、防獣フェンスに衝突して死亡していたと記載されていました。

丁寧に管理された谷あいの田んぼで、水たまりもありコウノトリも生きものも好みそうな田んぼで

フェンスも歪んだところはなく手入れされていました。

この辺りで塒入りしていたのでしょうか。



谷あいの長閑な田んぼで餌を採り、寛いでいたのでしょうね。

冥福を祈って花を手向けました。


帰りに、祥雲寺人工巣塔に寄ると、エヒメが巣塔下のビオトープで寛いでいて

その後、祥雲寺人工巣塔にとまりました。


祥雲寺ペア(J0012♀とJ0021♂)のJ0021はエヒメ(野生個体)とJ0405♂(死亡)の息子です。

エヒメは、ずっと祥雲寺で過ごしており地域の人気者となっています。

はるばる大陸から渡ってきて、豊岡で過ごしているエヒメ・勇敢なJ0405の息子J0021も愛おしいです。












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