J0355♂(あやと君)は飛来先の皆さんに見守られて元気に過ごしています。
5月17日(火曜日)J0355♂あやと君が上手にカエルを捕まえている姿が届きました。
J0355は2021年6月20日綾部市の人工巣塔で巣立ち
7月30日に越前市で確認されたときには下の嘴が3cmほど折れていて、心配の声が寄せられていました。
コウノトリ市民科学では、昨年の7月30日から、210件の目撃情報が届いています。
コメント欄には詳細な記録が残されていて
3cmほどの欠損なら11か月ほどで完治すでることが(骨折していない場合)
飛来先の皆さんの観察とJ0355の行動によりわかりました。
まもなく一歳になるJ0355。
巣立ちしてからの足取りは「コウノトリ市民科学」のデータ公開で「J0355」を検索してみてください。
お爺ちゃんJ0118の町、越前市から
お祖母ちゃんJ0047の町、豊岡へ飛んできてくれまた。
その後は東播磨に滞在し、高松市、高島市、北広島と移動しながら姿を見せてくれています。
2021年8月5日 越前市にて(写真提供 コウノトリ市民科学 Jin0909さん)
8月15日 (写真提供 コウノトリ市民科学 たんぽぽさん)
2022年4月3日 昆陽池公園野鳥観察グループ「チームK」さんのコメントをご紹介します。
【昨日の朝からいなくなったJ0355(あやと)は今朝もいなく、近隣の池での情報もない。小雨の中、11時49分突然コウノトリが舞い降りてきた、足環を確認、「あやと、お帰り」】
長年、コウノトリを観察されている方は「コウノトリは人の気持ちに応えてくれる」と話されます。
心配していたら目の前に現れてくれて・・・「あやと、おかえり」
そんなつながりを感じた方は各地におられるのではないでしょうか。
たくさんの方があやと君へエールを送っておられます。
事務局へもたくさんのメールや電話をいただきました。
綾部市で巣立ちまで見守られてきた皆さん、飛来先で見守ってくださった皆さん
あやと君は元気に過ごしています。
ご安心ください。
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