加西市立富田小学校やまびこ学級の児童さん、コウノトリ市民科学の活用例をご紹介!
3月5日(水) コウノトリ達は、長距離を移動して冒険に出かけたり、あるいは所帯を持ったりと、年々いろんな姿を見せてくれています。
そんなコウノトリ達の日々の変化は、コウノトリ市民科学(https://stork.diasjp.net/)にて、登録いただいている全国の調査員の皆さんから寄せられる目撃情報を共有をしています。 今回は、コウノトリが小学校の近くにやってきたことをキッカケに、コウノトリ市民科学もご覧になられ活用し、小学校交流や発表をされた児童さんの活動映像をご紹介します。
加西市立富田小学校やまびこ学級さんより。
【活動の概要】
令和6年10月
富田小学校の児童がコウノトリ(J0306 ニシキ)を見つけました。
調べてみると島根県にある雲南市立西小学校の巣塔を巣立ったものだと言うことがわかりました。
児童がお手紙を書き、やり取りをする中で西小学校とリモート交流をすることになりました。
令和7年1月、念願のリモート交流をしました。
西小学校のみんなは、楽しいクイズや、質問に答えてくれてコウノトリについてたくさん教えてくれました。
富田小学校からは、自分の調べたことを伝え、また、加西市の紹介をしました。
令和7年2月ニシキの兄弟(J0717 カナエ)が加西市にやってきました。
全校生にこのことを知らせるために動画を作って見てもらいました。
西小学校の友達に教えてもらったことも混ぜてクイズを作りました。
楽しい動画ができて、嬉しかったです。
【ページをご覧の皆さんへ】
いつもコウノトリのことを見守ってくださってありがとうございます。
市民科学の方のお陰で、ニシキのことを色々調べて勉強ができました。
西小学校とも交流ができて嬉しかったです!!
これからも頑張ってください。
加西市立富田小学校やまびこ学級
コウノトリの飛来してきたことで、遠くの学校同士での交流が行われたり、コウノトリを通して周辺の自然環境に少しでも目を向けるきっかけになったのではないかと、コウノトリの持つパワーを改めて感じました。
また、交流された雲南西小学校の人工巣塔は、日本コウノトリの会の前団体でもある「コウノトリ湿地ネット」が、日本経団連自然保護基金さんの助成を受けて建てさせていただいた場所でもあり、コウノトリが縁を繋いでくれていると感じました。
コウノトリが日本全国を飛び回るようになり、いろいろなところでの目撃情報もいただいています。 地域を越えた交流など、子供たちのよい経験となり、自然に目を向けるきっかけにも、コウノトリはなると思っています。 今回のような取り組みが広がり、そして貢献できればと改めて感じました。
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