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越前町にて、コウノトリ市民科学の勉強会・意見交換会を開催しました。

8月27日(日曜日)越前陶芸村文化交流会館にて、

「福井で過ごすコウノトリの行動からみえてくること」と題して、

コウノトリ市民科学を通じた、意見交換会・交流会を開催いたしました。

システムを開発された安川雅紀先生より、

コウノトリ市民科学に寄せられたデータから、

福井県が放鳥された個体の移動と気象状況との関係性や外国からの閲覧についてなど、

興味深いお話をお聞きしました。



当会の分析担当の大坂さんからは福井の特徴として田んぼでの目撃情報が多いこと、

餌生物もドジョウや昆虫が全国に比べて多いことなど、福井県の特徴をデータをもとにお話ししました。

意見交換会では、当会の会員でもある菊池直樹先生にコーディネーターを務めていただき、

豊岡モデルのお話や豊岡での取り組みの様子をお話いただきました。

福井で活動されている代表の方にパネリストとなっていただき、

活動のなかでコウノトリのデータの活用方法や

県内で活動されている人たちのネットワークつくりについて話会いが行われました。

越前市、小浜市、鯖江市、近春に人工巣塔が立った越前町からパネリストの皆さんからは、

コウノトリを取り巻く環境に興味をもってもらいたい。

コウノトリが降りているところ、餌生物のデータの大切さが良く分かった。

無農薬・有機栽培を続けているとコウノトリの飛来が増えてきた。

営巣に伴い、コウノトリファンクラブを立ち上げ活動されているお話は、

微笑ましく希望に満ちていました。

安川先生から市民科学のデータから、意見交換をしていただき、有意義な集いになったこと。

菊地先生からは、市民科学に寄せられたデータは市民が活用してこそ。

今日の集いをネットワークつくりに役立ててもらいたいたいと話されました。


福井でコウノトリに優しいまなざしを向け

個人の楽しみから、願いを共有して情報を送ってくださる皆さんに感謝して終会しました。


ありがとうございました。

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