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J0325について

  • 事務局
  • 2020年11月3日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年11月5日

7月25日豊岡市河谷人工巣塔から巣立ちをしてJ0325♀は

市内六方田んぼや円山川の浅瀬で過ごしていました。

9月29日に左足に怪我をしているのが見つかり

左足をまっすぐ伸ばしたまま翼でバランスを取りながら餌を探して食べていました。

巣塔で塒入りしている時間が分かり、保護に向けて市民ができることはと考え

10月8日より13日まで、夕刻帰巣した頃に近くの田んぼの畦で給餌を始めましたが食べに来てくれませんでした。


そのため、14日より給餌の場所を百合地地区の田んぼに変更し、地域の方が給餌を担当してくださいました。

16日にJ0324♀(小学校のプールでおぼれているところを保護されていた)が百合地区で解放され

J0324がタライに来て食べたためか、J0325もタライで食べるようになりました。

21日には保護への準備が整っていたところ、午後から行方が分からなくなり心配していたところ

22日に峰山町、23日は加古川市、24日は久美浜町、

25日~29日は加古川で過ごし

31日には鳴門で確認されました。(コウノトリ市民科学より)

11月1日・2日と鳴門で過ごしています。

いずれの地域から丁寧な観察記録が届き、移動経路と安否確認ができています。

痛々しい姿で、一生懸命生きようと餌を探して食べている姿に

多くの人がコウノトリをより身近に感じておられます。


J0324が解放されたとき、豊岡ではテレビのニュースで取り上げられ

「同じ巣塔で巣立った個体が足に怪我をしているので保護したい」と伝えていました。

移動し続ける負傷個体の保護は困難だと思いますが、

それぞれの立場で協力し合える体制を整えることが大切だと分かっていてもできないことが

課題だと思えてなりません。

多くの方から心配の声が届き、情報公開についてもいろいろな意見があります。

市民は何ができるのか、皆で一緒に考えていきたいです。



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