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空の検索で908件の結果が見つかりました。
- J0147♂が左足を痛めています。
11月1日に兵庫県加古郡稲美町でJ0147♂が左足を負傷していると連絡をいただきました。 J0147は2017年に豊岡市庄境人工巣塔から巣立ちました。 (写真提供 コウノトリ市民科学 アポロのお母さん) 足を痛めてからも、稲美町~加古川市へ移動し、6日には稲美町へと戻ってきました。 (コウノトリ市民科学 タンポポさん) 痛々しい姿で、情報公開についても悩みましたが 飛び立つことが出来るので、他の地域にも飛んで行くこともあろうと 脅かさないように見守っていただきたいとの願いを込めて公開します。 着地時は特に危険だと思えるので、見つけられた方は 気を付けて観察していただけると有難いです。 地域の皆さんは、安否を気遣い観察されています。 「保護」についても居場所が一定ではないので、保護の準備もできない状況です。 私たち市民にできることは、J0147の頑張りに目を背けないで 見届けることなのかも・・・と、思っています。
- ため池コウノトリプロジェクトセミナーに参加しました
10月22日(土) 兵庫県加古川総合庁舎で開催された、「ため池コウノトリプロジェクトセミナー」に参加しました。 初めに、いなみのため池ミュージアム運営協議会事務局の長谷坂さんより、ため池コウノトリプロジェクトの概要について、活動報告がありました。 東播磨では、コウノトリを「豊かな生態系」のシンボルとして①地域が主体となった生息環境づくり②人とコウノトリの共生をめざした地域づくりや地域活性化を総合的に推進することを目的に、プロジェクトを進められています。 続いて、当会事務局の永瀬からコウノトリの現状と会の活動、地域とのかかわりについて話しをさせていただき、コウノトリ市民科学を協働プロジェクトで行っている、東京大学地球観測データ等融合連携研究機構の安川雅紀先生より「コウノトリ市民科学の力と可能性」を講演していただきました。 また、研究・分析の事例として、会員の大坂真希さんより「市民科学から明らかになって来た東播磨のコウノトリについて」報告をしていただきました。 安川先生の講演の中では、コウノトリ市民科学が海外からの閲覧(オランダ、アメリカ、中国、韓国、フランスなど)が紹介があり、我々も驚きました。 特にオランダからは繰り返して閲覧があるようです。 大坂さんからは、季節変化による利用している環境(田んぼや池沼など)や食性の変化や割合などの傾向についての報告をいただきました。 翌23日(日)は、事務局の方の案内で東播磨地域を回らせていただきました。 青池クリーンキャンペーンや、 稲美町加古のコスモスまつりに設営されているコウノトリブースの見学、 高砂市阿弥陀町の田んぼビオトープの現地見学をさせていただきました。 また、稲美町の池では、コウノトリ2羽と出会うことも出来ました。 現地の皆さんの熱を、セミナーと現地で感じることができました。 また、これからもどんどんと連携していくことを確認しあいました。
- 2022年度のヒナの足環
6月5日(日) 現在、当会にいただいております情報を基に、今年度のヒナの足環表を作成いたしましたので掲載いたします。 ※間違いがあるかもしれません。抜けている部分がございます。どうぞご了承くださいませ。 追加の情報については、今後こちらのページで更新していく予定です。 8月7日 (日) 更新
- 『コウノトリ写真展』のお知らせ
9月になり朝晩は少し、涼しくました。 加古川市周辺でコウノトリを観察されている皆さんが集われ、下記のとおり『コウノトリ展」が開催されます。 皆さん、ぜひお立ち寄りください。
- コウノトリ市民科学サーバ停止予定のお知らせ
8月22日(月) サーバ設備保守作業のため、コウノトリ市民科学のサーバが停止しておりましたが、22日14:20頃よりご利用頂けるようになりました。 皆様のご理解とご協力ありがとうございました。 8月17日(水) 「コウノトリ市民科学」調査員の皆様 日頃はコウノトリ市民科学(https://stork.diasjp.net// )をご利用いただきありがとうございます。 サーバ設備保守作業のため、以下の期間、コウノトリ市民科学の利用ができなくなりますのでお知らせいたします。 停止期間:2022年8月19日 (金) 12:00 ~ 8月22日 (月) 15:00(予定) この間、データ入力およびデータの閲覧が出来なくなります。 スマートフォンアプリからの調査票の作成や送信も出来なくなります。 ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
- 豊岡市森尾ペアの♂J0111が保護されました。
8月6日(土曜日)豊岡市森尾ペアの♂J0111が保護されたと 地域の方より連絡をいただきました。 完治して放鳥される日を、地域の皆様とご一緒に待ちたいと思います。 J0099♀は森尾地区周辺で過ごしています。 子供たちは、親離れをいたようで J0471♂は7月末から目撃情報はなく、旅に出たのでしょうか。 どこかで見つけられたらお知らせください。 J0472♂は本日(12日)豊岡市辻で確認されています。(コウノトリ市民科学より) 地域の方と森尾ペアが守った小さな命が、大きく育ちました。 J0111は、ヒナに餌を与えることはできませんでしたが 巣塔近くに他のコウノトリが飛来すると、大急ぎで帰ってきて 追い払っていたと、地域の方からお聞きした時 胸が熱くなりました。
- 2022年度のコウノトリペア
8月8日(月)更新 当会の把握している繁殖コウノトリペアを一覧にいたしましたので掲載いたします。 コウノトリ市民科学にいただいている情報や、会員等からの情報を基に作成しております。 ※間違いなどあるかもしれません
- 「水辺を守り、育てる」集いを開催しました。
7月16日(土曜日:14時~18時)じばさんTAJIMAにて 「水辺を守り、育てる」集いを下記のプログラムのとおり開催いたしました。 (主催:日本コウノトリの会・豊岡市)参加者159名(内 高校生39名) プログラム 主催者挨拶 関貫豊岡市長 趣旨説明 佐竹代表 講演 細谷和海氏 近畿大学名誉教授 前日本魚類学会会長 「淡水魚から見たラムサール登録湿地としての円山川」 尾崎清明氏 山科鳥類研究所副所長 前日本鳥学会会長 「希少水鳥類の保全~トキ・ヤンバルクイナなど~」 キム・ウンジン氏 流域環境保全ネットワーク理事 「世界の流れ(SDGs)とコウノトリ野生復帰」 細谷先生は円山川のルーツや海と往復する魚たちを説明してくださり 円山川は日本の淡水魚にとって分布の「へそ」で 魚類層は多様性の高いと話されました。 なぜ戸島湿地にはたくさんの生き物がいるのか?については ・汽水域はecotoneであるから。 ・ecotoneとは2つの異なる生態系の重複部分でどちら性質をも兼ね備えたあいまいな生態系のこと。るから。 ・ 汽水域の生物相が豊かなののはedge effectすなわち周縁効果による。 ・Edge effectとは2つの異なる生物群に加えてecotoneにしか棲まない edge speciesすなわち周縁種からなる多様性のことを言う。 豊岡の水辺に親しみ、円山川の生きものを知り、守っていこうと 湿地の大切さ、学生の質問にも丁寧に答えてくださいました。 尾崎先生は円山川周辺では多くの鳥類が観察されていて ヨシ原の存在は重要であると話されました。 希少鳥類の状況を教えてくださり なぜ希少鳥類を保護するのかについては ・ 種の絶滅は重大で取り返すことができない ・生物の多様性の価値は重要 ・かつての人間の行為によって絶滅に瀕している生物の回復には責任がある ・豊かな自然、ゆとりある人間生活に必要 今後同じような絶滅の危機を招かないように私たちの生活スタイルにも工夫が望まれる。 どのように守っていくのかは ・息域内での保全が基本 ・希少種は常に生息状況(個体数や分布など)のモニタリングが必要 ・人工飼育、増殖、再導入の技術を早めに蓄積 ・生息状況の異常が認められたら、原因を究明 ・効果的な対応策を早急に実施 ・生息域内と域外の保全の補完・調和 ・生息地域を始め、多くの人の理解と協力を得る と、丁寧に説明してくださいました。 キム・ウンジン先生は湿地の重要性と経済価値について説明。 人里での野生復帰の取り組みは世界でも例をみない取り組みで SDGsの項目をいくつもクリアしている。 豊岡の次のステップ として SDGs豊岡の持続可能な社会つくり 円山川下流域・周辺水田, 湿地のメリットを最大生かせるスローガンを考え 修学旅行、校外学習を統合したSDGSエココンテンツを提供し 食、環境、農業がつながる学習場所として 発展する可能性が非常に高いと話されました。 今回の集いは、円山川下流域・周辺田んぼがムサール条約に登録をされて10周年の記念の年に 普段はあまり意識していない条約の意味を、たまには皆で集いを活れることが必要ではないかと計画しました。 範囲や活動を振り返り、水辺つくりの和を広げるためのシステムつくりを 治水と折り合いを見つけて考えていきたいです。 講師の皆様、講演のお願いに快諾していただき、遠路よりお越しくださり、ありがとうございました。 明日への励みとなりました。 参加者は159名でその内39名は高校生でした。兵庫県立大学院からも参加してくださり、若い世代と共に考える場をもてたことが、大きな喜びでした。
- 森尾ファミリーへの給餌を終了しました
7月21日(木) 給餌を行っておりました森尾ファミリーについて、給餌を終了しましたのでお知らせいたします。 ※J0099♀とJ0111♂の兵庫県豊岡市森尾のペアで、6月11日にJ0111♂の様子が変わっているという情報を受け、地元の方とも相談の結果、給餌を開始しました。 これまでの経緯は、6月17日と20日のお知らせ(blog)をご覧ください。 森尾のヒナ達(J0471♂とJ0472♂)が7月11日、12日に巣立ちしたことを受け、7月16日(土)夕方を最後に給餌を終了しました。 地元の方と市民科学によると、ヒナたちは森尾周辺で過ごしている様子との事です。 (コウノトリ市民科学より) https://stork.diasjp.net/guest/data_view.php?st_report_id=123480 https://stork.diasjp.net/guest/data_view.php?st_report_id=123479 地元のみなさん、ありがとうございました。 J0111については、7月18日に豊岡市三宅地内で目撃いただいています。 (コウノトリ市民科学より) https://stork.diasjp.net/guest/data_view.php?st_report_id=123469
- ラムサール条約登録10周年記念イベント「水辺を守り、育てる」集い 2日目 現地探訪会を開催しました。
7月17日(日) 「水辺を守り、育てる」集いの2日目、現地探訪会を開催しました。 探訪会の会場は「田結湿地」で行いました。 雨天を心配しておりましたが、気持ちの良い天気となりました。 地元の方々「案ガールズ」のご協力をいただき、田結湿地の案内をしていただきました。 他にも地元の方が顔を出してくださり、一緒に交流しました。 奥地のカヤノまで行き、奥のため池で残っているモリアオガエルの卵塊や、オタマジャクシなどを観察しました。 いい天気となりましたが、田結は涼しい風吹き、暑い中にも涼しさがありました。 大きなトラブルはなく、無事終了いたしました。 終わりには、地元の方のご厚意より、わかめご飯とわかめ味噌汁の提供をいただき、楽しい雰囲気となりました。 ご参加いただいた皆様、ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
- 渡良瀬遊水地ラムサール条約登録10周年記念シンポジウムに参加しました。
7月3日(日曜日)小山市文化センターにて、渡良瀬遊水地ラムサール条約登録10周年記念シンポジウムが開催され 佐竹代表と森が参加せていただきました。(第2部) (渡良瀬遊水地保全・利活用協議会が主催) 第1部では、協議会長の浅野正富小山市長が 「条約の理念を推進し、この10年間の取り組みで着実に成果を上てきたこと、 2020年から3年連続でコウノトリが繁殖できたのが一番の成果だ」と10年を振り返り話され 遊水地の各自治体の活動報告をされ、『渡良瀬遊水地宣言』が発表されました。 第2部の『わたらせコウノトリスクール2022』の冒頭では、柳生博さんの功績を称え 在りし日のお姿を偲んで感謝状を贈られました。 日本野鳥の会遠藤理事長が感謝状を受け取られ、天国の柳生さんへ心あたたまるメッセージをおくられました。 その後、地元の子供たちと一緒に、『コウノトリスクール』を開校し 下生井小学校・藤岡小学校・野木小学校6年生が生活に密着した活動発表され感心しました。 遊水地見守り隊の平田隊長から「遊水地のコウノトリの見守りについて」 佐竹代表から「コウノトリ野生復帰の取り組みについて」 事務局の森からは「当会の取り組みや大切にしていること」についてお話しさせていただきました。 休憩時には、『ふゆみずタンゴ』が披露され、皆で踊りました。 https://youtu.be/aheudES2Y4o 楽しいダンスです。皆さんもぜひ踊ってみてください。 4日の午前は、渡良瀬遊水地交流館で 地域でコウノトリを見守っておられる皆さんとお話しさせていただきました。 「J0399はどうしていますか?」「J0111は大丈夫ですか」と心配の声をお聞きし 皆さんのやさしさに感動して帰路につきました。 4日の朝、人工巣塔にセラ君とひなたちゃんがいると案内していただいた際 ひかる君が至近距離まで飛んできて姿を見せてくれました。 「会いたい」と願っていると叶うものですね。
- 森尾ファミリーについて
6月20日(月) 給餌を行っている森尾ファミリーについて、現時点での状況をお知らせいたします。 ※J0099♀とJ0111♂の兵庫県豊岡市森尾のペアで、6月11日にJ0111♂の様子が変わっているという情報を受け、地元の方とも相談の結果、給餌を開始しました。 詳しくは、6月17日のblogをご覧ください。 6月17日(金) 地元の方の協力を得て給餌を始めましたが、この日は給餌を食べる様子は観察されませんでした。 6月18日(土) 午前と午後に給餌を行い、J0099が給餌のエサを食べました。 この日は地元の方の観察で、合計11回ヒナにエサをやっている様子が見られました。 6月19日(日) 午前と午後に給餌を行い、J0099が給餌のエサを食べました。 午前については、J0111も少し餌を食べました。 この日は、地元の方々も忙しく中々観察できませんでしたが、3回のヒナへのエサやりが観察されました。 他個体の侵入があった時にJ0111は帰巣しましたが、ヒナへのエサやりは観察されておらず、他での帰巣も観察されておりません。 現在、ヒナへの餌やりが見られているのは、J0099のみが行っています。 上記の状況から、給餌の成果があったのではないかと判断しています。 J0099とJ0111は三宅地区の田んぼで採餌している様子がよく観察されており、J0099だけでなくJ0111もヒナたちへのエサやりが見られた際には、地元や市など関係各所と相談しながら給餌を終了する予定です。









