「こうのとり巣立ち記念講演会~こうのとりと共に生きる新温泉をめざして~」に出席しました
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2026年2月28日 新温泉町多目的集会施設にて、美方郡初となるコウノトリの繁殖・巣立ちを記念した「こうのとり巣立ち記念講演会~こうのとりと共に生きる新温泉をめざして~」が開催されました。
新温泉町清富(きよどめ)巣塔の設置場所の選定では、当会も関わらせていただいており、本講演会では当会理事の浜本さんが繁殖の記録を報告しました。
→巣塔設置セレモニーの様子


〇浜本理事による観察報告
浜本さんは、清富巣塔での営巣から巣立ちまでの記録を、写真や動画を投影しながら報告しました。
ペアはJ0490♂とJ0386♀で、3月には清富人工巣塔から30メートルほど離れた電柱で交尾、造巣行動が見られました。 ところが4月20日には電柱の火災による停電が発生し、翌日には電力会社によって巣材が撤去され、電柱上にワイヤーが張られることとなりました。
撤去された巣材を巣塔へ移動していただいたことで、5月9日にはペアが清富巣塔へ定着。 設置から1年2カ月という早さで人工巣塔への移動が実現し、5月29日の初卵産卵を経て、7月1日には孵化が確認されました。 昨夏の厳しい暑さの中では、親鳥が久斗川から水を運んでヒナに与える行動や、日陰を作って守る姿が観察されました。
巣立ち直前にJ0386が交通事故で負傷することとなりましたが、どうにかヒナたちは巣立ちを迎えることが出来ました。 その後、J0490が1羽で幼鳥たちの世話をすることとなりましたが、そのJ0490も防獣ネットに絡まる事態が発生。 この危機に際しては、毎日熱心に観察を続けておられる地元の方のお力もあり、大事までに至ることは免れました。 その後、幼鳥たちは親元を離れ、各地へ旅立っていきました。
浜本理事は、コウノトリが生息できる環境を維持することは、地域の豊かな環境を次世代へ引き継ぐことと同義であると強調し、講演に出席されていた西村新温泉町町長に対し、「巣塔の増設」と「久斗川周辺の素晴らしい環境の維持保全」を強く要望し、新温泉町での共生の重要性を述べて講演を締めくくりました。











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