但馬の環境保全を考える事例発表会に参加しました。
1月21日(土曜日)の午後、但馬文教府で開催された
『但馬の環境保全を考える事例発表会』で
兵庫県美方郡香美町の濱本会員が活動の様子を発表させていただきました。
今年度、但馬の環境保全支援事業へ
『香美町へおいでコウノトリ~休耕田を活用したコウノトリの餌場つくり~』として
申請し活動を進めている様子を話していただきました。
香住谷と呼ばれているところは、水がある休耕田が多く
今までにもコウノトリの飛来が確認されています。
草刈りをして水路を確保すると水生生物の生育が可能となり
コウノトリも餌場として利用するのではないかと
地権者の方にも了解をとり、古い水路を復活させ修復しました。
香住高校海洋科学部清水班の皆さんが、生きもの調査をしてくださり
湿地作業にも参加してくださっています。
地域の皆さんに取り組みについて知っていただく機会を持ちたいと
濱本会員が報告会を開催され、その様子もお話しくださいました。
今後の課題として
・コウノトリたちにも選ばれる自然環境を取り戻したい
・造成湿地を少しずつ広げていき、香住谷をビオトープとして再生する
・周辺の地域の皆さんに理解を深めてもらい、湿地造成に参加してくださる参加者の輪を広げていきたい
の3つを上げられました。
今年度から始まった香美町での取り組みを、来年度からもさらに進めていきたいと抱負を語られました。
但馬県民局の助成事業で礎を作っていただきましたことに感謝して
今後も香美町での作業の際に、大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。
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