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韓国・イエサン郡を訪問しました

9月21日(木)

佐竹代表が韓国イエサン群を訪問しました。


9月17~19日に豊岡市長に同行して、久しぶりにイエサン郡を訪問しました。目的は、2013年に市と郡で締結した「コウノトリ野生復帰に関する友好交流合意書」を、両首長とも交代していることから改めて締結を更新しようとするものです。締結式は18日に郡庁で行われ、今後ますますの情報交換や相互交流を行っていくことが確認されました。

 また、その後にコウノトリ公園に移動し、コウノトリ4羽の放鳥式に参加しました。4羽は、チョナム(道の名前)、イエサン、兵庫、豊岡と名付けられた個体が放鳥され、私は「兵庫」の箱をテープカットしました。

 近い将来に、「豊岡」が豊岡市に飛来してくることを期待しています。

 午後には郡農協の集荷場・カントリーエレベーターを訪れました。とても広大な敷地を有し、最新の機械化が進んでいます。郡の職員が支援で常駐されていました。扱うコメは「eco-friendly」と名称された有機米です。

 もらった資料によれば、「eco-friendly」米は2017年に335haで始まったが、2023年は140haに減っていて、その大きな原因は農家の高齢化とのことでした。コメの価格を質問したところ、慣行栽培米で10kg3,000円、eco-friendy米で3,500との回答。かねて気にかかっていたので、それでは「無農薬農業を手間暇かけて行っているが、それに見合う価格になっていない」との不満が農家にあるのではないかと質問しましたが、明確な回答はありませんでした。通訳を挟んでなので、うまく通じなかったかもしれません。

 下の写真は、コウノトリのイラスト付きのeco-friendly米10kg袋。


 続いて、学校給食について尋ねてみると、ビックリ! 123tが納められています。ちなみに、豊岡市は全量で90t(郡の人口は8万人、豊岡市は7.5万人)です。保護者の差額負担を尋ねると、小、中、高校が対象で、全て国から補填され、保護者の負担はゼロとのことでした。

 韓国が子どもの教育に熱心なのは有名ですが、国が学校給食費を無料にしているとは改めて感心しました。日本も早く給食無料化、しかも無農薬米でを実現してほしいものです。

                          


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