

豊岡市赤石人工巣塔でJ0335♀とJ0337♀が巣立ちました。
5月30日(日曜日)8時過ぎにJ0337♀が巣立ったと、濱本会員より連絡をいただきました。 7時50分には巣塔にいるのを確認しましたが、それ以前に巣立ちしていたのかもしれません。 今年初の巣立ちはJ0337です。 11時35分に巣塔近くの田んぼで餌を探してたべていました。上手に水も飲んでいました 5月31日(月曜日)5時15分にJ0335♀が巣塔近くの田んぼに降りているのを木許会員が確認されました。 (コウノトリ市民科学より) J0337もJ0335も、飛び立ちは観察できませんでしたが元気に巣立つことができました。 8時52分には、一生懸命餌を探してたべていました。 J0337とJ0335は一緒に採餌していました。 巣塔にはJ0017(母鳥)とJ0336♂がとまっていました。 J0336もまもなく巣立っていくことでしょう。 コウノトリの観察で注意したい季節は、巣立ちの頃だと思います。 心は飛びたくなくても、驚いたり危険を感じたら、体が反応して飛べてしますのではないかと。 巣立ち後の事故を防ぐために、ヒナが飛びたいときをじっと待ちたいです。 今まで


5月25日までに、23羽のヒナに足環が付けられました。
5月25日までに各地で23羽のコウノトリに足輪が装着されました。 小山市 2羽 越前市 1羽 鳴門市 3羽 淡路市 1羽 京丹後市 3羽 (永留 1 島津 2 ) 鳥取市 2羽 綾部市 3羽 豊岡市 8羽(赤石 3 森井 3 福田 2 ) 孵化が最も早い、豊岡市赤石人工巣塔のヒナたちはジャンプの練習をしていて 今にも飛び立とうとしています。 (孵化後67日) これから巣立ちの季節を迎え、元気に巣立ってほしいですね。 豊岡市ハチゴロウの戸島湿地の人工巣塔で営巣するペアの8間の繁殖記録によると ヒナの巣立ちは、孵化後71日(平均 71.1日)です。 皆さんの地域での観察の参考にしていただけると幸いです。 小山市 6月8日頃 越前市 6月12日頃 鳴門市 3羽 6月12日頃 淡路市 1羽 6月12日頃 京丹後市 3羽 (永留 6月10日頃 島津 6月13日頃 ) 鳥取市 2羽 6月16日頃 綾部市 3羽 6月22日頃 豊岡市 8羽(赤石 6月1日頃 森井 6月5日頃 福田 6月14日頃 ) ※2013年~2020年の間に戸島人工巣塔から巣立

コウノトリ市民科学 更新情報
コウノトリ市民科学の個体情報入力画面にて、 個体番号を手入力する際に足環画像が表示されるようになりました。 また、今年新たに足環が装着されたヒナについて、情報が公表されたヒナたちの個体情報を追加いたしました。 現時点での一覧を掲載いたします。
コウノトリ市民科学で『地域検索』ができるようになりました。
5月13日(木曜日)コウノトリ市民科学で『地域検索』ができるようになりました。 今までは『個体検索』はできましたが、「地域」で検索して調べることはできませんでした。 4月末に、皆様方から送っていただきましたコウノトリ情報が30,000件になりました。 当初から、30,000件を目標にして『地域検索』のお願いをしたいと願っておりましたところ 早速に、東京大学DIASでプログラムを作り公開してくださいました。 コウノトリの飛来先で、観察して情報を送ってくださる皆様のおかげです。 ありがとうございます。 行政の皆さんにも、ぜひ活用していただきたいです。 コウノトリは北は北海道 南は宮古島と飛来していて 地域によっては、コウノトリが道路を横断する姿も観察されています。 「一緒に暮らそうね」と情報を公開し、コウノトリの餌場の田んぼや水辺 湖沼、干潟を守っていきたいですね。 今後とも、よろしくお願いいたします。 近々の繁殖状況は、後日お知らせいたします。


コウノトリ文化館で「コウノトリ市民科学の説明会」をさせていただきました。
5月11日(火曜日)の午後、コウノトリ文化館にて、職員の皆様を対象に 「コウノトリ市民科学」の説明をさせていただきました。 豊岡市立コウノトリ文化館は、コウノトリ野生復帰の拠点となる施設で NPOコウノトリ市民研究所が指定管理者として管理・運営されています。 コウノトリ情報は、FBにて発信しておられ 珍しい個体を見つけた時には、市民科学へも送ってくださっています。 今年に入り、エクセルでの一括入力ができるようになったことと 今年度中には地域検索もできるようになるため ぜひ、コウノトリ文化館周辺に飛来するコウノトリの情報を 送っていただきたく、お願いいたしました。 その後、皆さんからのご意見・ご質問にお答えしました。 コウノトリ文化館の皆様 研修や任務でお忙しい中、お時間をいただき ありがとうございました。